2019年4月下旬にAndroid Studioの最新バージョン3.4が安定版としてリリースされましたが、その変更点について、初心者の方に関係のある部分の解説です。
(変更点の全体を知りたい方はこちらから)
なお、詳しくは下の動画で解説していますので、よろしければ御覧ください。
Layout EditorのAttributesセクションの1パネル化
レイアウトファイルを作るためのビジュアルエディターである「Layout Editor」。
この右側にあるビュー(パーツ)の属性を設定する「Attributes」パネルがありますが、これが従来までは「主な属性(マスター)」と「詳細(全属性:ディテール)」を「いくよくるよボタン」で行き来する2パネル方式でした。
これが、Android Studioが3.4になって、「いくよくるよボタン」が廃止されて、すべての属性が1パネルで表示されるようになりました。
バージョン3.3との違いを横並びで
すでに設定した属性は「Declared Attributes」で表示
Resource Managerによるリソース管理
これは、知らなくても全く問題のない追加の機能ですが、アプリのリソースを管理する「resフォルダ」に入れたリソースについて、画像・色・レイアウトについて、その内容を視覚的かつ一元的に確認・管理できる「Resource Manager」という機能が追加されました。
これは、視覚的に確認したいリソースを手軽に管理できるようになった反面、それ以外のリソース(音ファイル等)は管理対象外となっており、「resフォルダ」に入れた全リソースを一元管理できるわけではないため、知らなくても特に問題のない機能ではあります。
(詳しくは下の動画で解説していますので、よろしければ御覧ください)