(これは、Macをお使いの場合でかつFlutter(フラッター)をバージョン1.19より以前から使っている場合に起こりうる事象と思われます)
Flutterの開発ツール(SDK)をダウンロードすると、Flutterアプリを作るために使うプログラミング言語であるDartの開発ツール(SDK)も、FlutterのSDKと互換性のあるバージョンが一緒にダウンロードされますが、Flutterのバージョン1.19までは両者は別々になっていました。
そのため、FlutterのSDKをバージョン1.19から使っている場合、FlutterのSDKで使ってるDartのバージョンがそのFlutterのバージョンと互換性のあるものを使っている場合でも、Dartのコマンドラインツールが古いバージョンになってしまうというトラップ的な事象が発生する可能性があるようです。
その場合、本来同じFlutterのSDKのあるフォルダにあるDartのコマンドラインツールの起動場所が以下のような感じで違ってしまうため、「dart –version」で出てきたDartのバージョンが2.10以下だと、コマンドラインツールがそもそも使えないというトラブルが発生してしまうようです。
この事象が発生してしまった場合は、「/usr/local/bin/dart
」にある古いDartの実行ファイルを削除してやれば解消します。
(詳しくは、以下の動画で解説していますので、よろしければ御覧ください)