FlutterアプリをAndroidアプリとしてビルドする際に、Flutterアプリを作るためのツールである「Android Studio」には、PC内に作った仮想端末である「エミュレーター」で動かすことができますが、
このような事象が発生して、エミュレーターのバージョンをダウングレードする必要が発生する場合があります。
その場合は、
1)以下のAndroid公式リファレンス(「エミュレータのダウンロード アーカイブ」)を開く
2)日本語だとなぜかアーカイブファイルが取得できない場合があるので、言語を「English」に変更
3)ダウングレードしたいエミュレーターのバージョン(安定版:Stableを使うこと)を選択し、該当のOSのzipファイルをダウンロード
4)以下の要領で、AndroidSDKの保存してある場所を調べる(File => Settings => Language & Frameworks => Android SDK)。
5)4で調べたSDKの場所を開いて、「emulator」フォルダの名称を別のものに変更(例では「emulator_original」に)
6)3でダウングレードしたzipファイルを解凍して、4で調べたSDKフォルダ内に移動
7)5で名前を変更したフォルダ(上の例では「emulator_original」)ある package.xml ファイルを、6で移動させた新しい「emulator」フォルダにコピー。
8)7で「emulator」フォルダにコピーした「package.xml」ファイルをメモ帳等のテキストエディタで開く
9)ファイル最下部にあるバージョン数値を3でダウンロードしたバージョンに変更
10)Android Studioを一旦閉じてから再起動し、さきほどのプロジェクトを開く
11)以下の要領で、SDK Managerから「Android Emulator」のバージョンが、3でダウンロードしたバージョンになっていればOKです。
(詳しくは、以下の動画で説明していますので、よろしければご覧ください)