こういうことをやらせて頂いている動機につながる部分があるんですけど、もっとみんなそれぞれ可能性があるんだよということをお伝えしたいなという風に思っていて。日本人だからかどうかはわかんないんだけど、何か(限界の)線を引くじゃない。それはなんでそんな線を引くのかと言った時に、良く言うとリアリストである一方で、何やかんや周りから言われるからというのもあると思うだけれども、みんな自分が思っている以上に可能性ってあるんだと思うんですよね。その可能性の扉をもっと自分で開きに行く機会っていっぱいあるんだから、「行ったらいいじゃん」という風に思っていて。
自己肯定感がみんな低いのかもしれないですけど、ぼくもそうなんだけど、もっと出来るはずだし、そのために別にプログラミングじゃなくてもいいけれども、何か「学ぶ」ということをやってみることによって、自分の可能性に気づく。それは年齢関係ないと思っていて、関西では誰もが知ってるラジオDJのマーキーさんも言ってるんやけど、もうあの人65歳位のおじいちゃんなんやけど「年齢は単なる記号や」と。
LINE@でも言ってましたよね。それで「ああ、そうなんや。関西なんやな」と思ったんですよ。
そうそう。「年齢は単なる記号や」って65歳でも現役バリバリのラジオDJが言ってるから「すげえな」と。でも本当のそうだと思うんですよね。ぼくが別に言う必要もない「アラフォーからプログラミング始めました」って言ってたりしてるけど、あれは何であんなことを言ってるのかというと、「別に年齢関係ないじゃん、やったらいいじゃん」ということを言いたいからあえて言ってるんですね。恥ずかしいけどね。
どんな人でも、そんなこと言わなくてもいいじょうな状況になる(年齢に関係なく自ら主体的に学んでいく)のが一番いいなと思うんですよね。でもそうじゃないのが今の現状だと思うんで。
本当はそうなんだよね。だから、プログラミングの技術を伝えることだけをやるんだったら、別に(LINE@で)あんなこと言う必要はないんだけど、そうじゃなくて、みなさんお一人お一人が持っている可能性というのを自分の力で開花させてほしいなと。「開花させてほしい」というとちょっと上から目線なんだけど、開花させるための一つのきっかけとして、この講座を使ってもらえればなということなんですよ。何かその学びの過程で得られる充実感とか幸福感とかあるじゃない。そうすると、いちいちネットのニュース見て関係ない人叩いたりとかっていうところに気回らないでしょ?
そうですよね。
だから、人のことはいいから自分の人生生きなよ、っていうことをもっと多くの人がなれば、「ぼくもいいけど、きみもいいじゃん」みたいな。今はみんながみんなとは言わないけど、「ぼくがいいときは、あんたダメ」みたいな感じになっていて。でも、そうじゃなくて「ぼくもいいけど、きみもいいじゃん。ぼくはこれやって、あんたはそれやっとけばいいじゃん」という感じになれば、「きみもOK、わたしもOK」みたいな。何かそういう風な世の中になってほしいなと。
けど、今の世相はトップからしてそうじゃないから、そういうことに気づかせるための色んなサインが起こると思っていて。日本の政治だけじゃなくて、アメリカなんかもそうだし、世界中で敵を見つけて「やれ叩け!」みたいな感じになってるんだけれども、本当は多分そうじゃなくて、これは本当に青臭い話で理想論でしか無いんだけれども、「きみもOK、私もOK」みたいな感じに、それぞれが自分の人生をちゃんと生きられる世の中になってほしいなと思っていて、その一つのきっかけが「学び」だし、あとは「メンタリティ」だしということが、こういうことをやって、こんな感じでお話させて頂くとより強く思いますね。