Flutterで状態管理を行う際にGoogle先生が推奨している「provider」という非常に有名なパッケージがあります。
この際に、提供される側で使う「Provider.of」メソッド、あるいはそれと同じ役割を果たす「context.read / watch」メソッドがありますが、
これらを使う際に注意すべき点が2つありますので、以下にご紹介しておきます。
1.context.read / context.watch共にAndroid Studioが自動的にコード補完してくれない
1つめは、Dartファイル内で「context.read」あるいは「context.watch」とコーディングしても、Android Studioがコード補完してくれないので、全て手打ちかつproviderのimport文の手動挿入が必要になるということです。
2.ジェネリクスをつけないとランタイムエラーになる
2つめは、「context.read」あるいは「context.watch」の後ろに読み取り対象のクラス(変更通知を受けるクラス)をジェネリクスで指定しないと、コンパイルエラー(文法エラー)ではなく、アプリを動かした際に以下のエラーが出る(ランタイムエラー)ので注意が必要です。
Tried to call Provider.of<dynamic>. This is likely a mistake and is therefore unsupported.
(詳しくは、以下の動画で解説していますので、よろしければご覧下さい)