プログラミングはインプット過多の時代の危険性からあなたの身を守る(情報を仕入れすぎると考えることを放棄する)

今はインターネットで色んな情報が手に入りますから、たくさんアンテナを立てて、情報をいっぱい仕入れるのがええんや、とよく言われます。

確かにそういう時期も必要ではあると思いますが、しかし、それをやり過ぎるとですね、実は「考えること」を放棄してしまうんですね。

なぜそうなるのか。

(音声でお聞きになりたい場合はこちらから)

 

人間の脳はもともとサボるように出来ている

実は、何かを考えたり生み出したりするためには、脳の体力と労力がいるんですよね。でも、考えるのって面倒だから嫌でしょ。

だから、人間の脳はもともとサボるように出来ているんです。人が体を動かしたり、何か自分で考えたりすることを面倒だと思うのは、まさにその証拠ですよね。

一方で、マズローの「5段階欲求説」などでは、「人間は成長を求める」と言っていて、これも本当なのでしょうが、そういう欲求もありながらもサボってしまうところが人間の面白いところだったりするわけですけれども。

では、情報を入れすぎるとなぜ人間は考えることを放棄してしまうのか。

それは、情報を入れていると脳がラクだからですよね。

それと、ご意見番とか業界のすごい人の意見をそのまま聞いて、それをあたかも自分の意見であるかのように納得して信じ込んでしまうことがよくありますけれども、これこそサボり癖のある脳がラクをしている典型例なのですよね。

特に、今はアウトプットをしなくても生きていける時代にどんどんとなっていっている。

昔であればご飯を作るにしても、自分の手でご飯を炊いたり味噌汁を作ったりしないといけなかったのが、今はお金を出して買って来れば何でも手に入る便利な時代になっているということなんですよ。

「お金で買えへんのは恋愛くらいや!」ということをおっしゃった人がいるとかいないとかというのが、昔話題になったりしましたけど(笑)。

そうやって、段々と自分で何か手を動かしてアウトプットを出す必要性が著しく低くなってると。

だから、元々サボる癖のある人間が、さらにどんどんサボるようになってきてるんですよね。

実はこれはとても危険な状況なんです。

 

考えることを放棄すると人間自ら自由を奪われることを選んでいく危険性がある

ただでさえアプトプットをしないところに情報を入れすぎてしまうと、ますますサボり癖がついて、インプットばっかりになってしまう。

インプットばっかりになってしまうと、どんどんサボり癖がついていって、脳の体力と労力を使う「考えること」を放棄していく。

そして、「考えることを放棄する」ということは、結局「自由を放棄する」ことにつながるんですよ。

物事を自分で考えないで、あるご意見番とかすごい専門家と言われる人たちの意見を、あたかもそれが正しいかのように信じ込む。

こんな習慣が身についてしまうと、かつてエーリヒ・フロムが「自由からの逃走」という本で言ってましたけど、皮肉なことに「人間自ら自由を奪われることを選んでいく」ような感じになっていくんですよね。

今の日本とかそうでしょ。

政治が一党独裁のようになっていて、その一党の中でも誰か一人だけが強いみたいな。

それでいてその一人がおかしなことをしても、何百人もいる国会議員が誰一人何も言わないという異常な状況になってますけど、ああいう感じで考えることを放棄していくわけですよ。

それで、この「自由からの逃走」というのは何かと言うとですね、第二次世界大戦の時のナチスを生みだしたドイツを研究した本なんですよ。

ヒトラーという人は、ご存知のように無茶苦茶やった人という風に言われてますけれども、実はあの人はクーデターとか軍事的な手段を使って政権を獲ったわけじゃなくて、何とドイツ国民の選挙で選ばれてるんですよ。

この「自由からの逃走」というのは、なんでドイツ国民はヒトラーみたいな人を選んでしまったんやということを分析した本なんですね。

それで、その中で、結局考えることを放棄した人間に対して、「これは絶対正しいで!」ということをガツンと投げかけると、(よく咀嚼せずに)「そうなんかい!?」と信じ込んでしまって、それにドイツ国民がなびいちゃった。

そして、自ら自由を奪われることを選挙で選んでしまったということを分析したすごい本なんですよ。

だから、最終的に考えることを放棄して、インプットばっかりの生活になっちゃうと、そういう危険性があるという話なんですね。

 

プログラミングはインプット過多の時代の危険性からあなたの身を守ってくれるかもしれない?

ですから、これは一体どうしたもんかいな、ということになるのですが、実はプログラミングというものが、その「危険性」からあなたの身を守ってくれる可能性があるのかもしれないという話なんですね。

プログラミングとは「2次元のモノづくり」です。

「モノづくり」とはアウトプットですよね。だから、アウトプットを出すということを鍛える。これは受験勉強ではなかなか無理ですよ。

だから、こういうことが出来るプログラミングというのは、インプット過多の生活から、しっかり自分の頭で考える習慣をもたらしてくれる可能性があるということですよね。

ですから、プログラミングってええんちゃうの!?ということで、最後はちゃっかり自分の宣伝をするという、やらしい展開になりましたけど、別にプログラミングである必要は全くないので、自由を奪われないようにするために、何かアウトプットを生む習慣を作ってみて頂ければと思います。

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