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Flutterで抑えておくべきフォルダ・ファイル3兄弟の1つに「pubspec.yaml」ファイルというものがあります。
これは、「外部のライブラリ(パッケージ)やアプリのメタデータなどを設定するファイル」ですが、実はこの「pubspec」という名のファイルがもう1つあるという話なんです。
それが、「pubspec.lock」ファイルです(拡張子が違う)。
こっちじゃなくて
こっち
この「yaml」じゃなくて「lock」ファイルの役割は何かというと、pubspec.yamlファイルで設定したパッケージのバージョンが特定されている(ロックされている)ファイルになります。
なぜこんなものがあるのかと言うと、「pubspec.yaml」ファイルでは、こんな感じでパッケージのバージョンを特定しない(常に最新のバージョンを使うように設定する)場合がありますが、
実際に使うコンピューター側はそれでは困ってしまいますので、Flutter(Dart)のSDKが良しなにバージョンを特定してくれて、実際に使うバージョンを「lock」ファイルに格納してくれているということのようです。
ですので、逆に言うと、自分の使っているパッケージのバージョンを見るには、「yaml」ファイルではなくて、「lock」ファイルを見る必要があるということになります。
(詳しくは、以下の動画で解説していますので、よろしければご覧下さい)