iOSアプリをリリースする際の情報を設定する「App Store Connect」に掲載するスクリーンショット作成については、Google Play(Android)と違って色々とワナが仕掛けられていますので注意が必要です。
(Appleの審査ガイドライン全体はこちらから)
もくじ
テスト広告を入れてはいけない
「Guideline 2.5.10 – Performance – Software Requirements」に該当します。
2.5.10 空の広告バナーまたはテスト広告が表示されるAppは提出しないでください。
価格に絡む情報を入れてはいけない
「Guideline 2.3.7 – Performance – Accurate Metadata」に抵触します。「無料」も駄目だそうです。ただし、これは審査する人によって判断が分かれます。
ちなみに私の場合は、リリース時にはスクショに「無料(Free)」の文言が入っていても却下されませんでしたが、アップデート審査時にスクショを変更していないにも関わらず却下されました。
ガイドラインには「App Storeのシステムを悪用する目的で、・・・価格情報、その他無関係のフレーズを盛り込むことは認められません。」とあるので、「悪用する目的」であるかどうかに審査員の裁量が入るということみたいです(これに限らずAppleの審査は一貫性があまりありません)。
2.3.7 独自性のあるApp名を選び、Appを正確に説明するキーワードを選んでください。App Storeのシステムを悪用する目的で、メタデータに商標登録用語、人気のApp名、価格情報、その他無関係のフレーズを盛り込むことは認められません。App名は30文字(半角英数字の場合)以内にする必要があります。なお、App名、サブタイトル、スクリーンショット、プレビューなどのメタデータには、メタデータタイプに該当しない価格、用語、説明などは含めないでください。
Androidであることがわかる情報を入れてはいけない
「Guideline 2.3.10 – Performance – Accurate Metadata」に抵触します。Android(Google)はこんなことは言いませんが、Appleは厳しいです。
2.3.10 AppはiOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSでの使用を前提としてください。許可を得た特定の相互作用的機能がある場合を除き、他のモバイルプラットフォームの名前、アイコン、画像をAppまたはメタデータに含めることはできません。Appのメタデータとして記述できるのは、Appとその操作性に関する情報のみです。関係のない情報は含めないでください。
(詳しくは、以下の動画で解説していますので、よろしければご覧下さい)