ほんまにすごい人というのは、たとえばすごい音楽家とかになると、寝ながら作曲する人とかいるらしいんですよ。
日本でも、大人なのに子どもの名前という「ミスター・チルドレン」という誰でも知ってるバンドがありますよね。
その誰もが知ってる「ミスター・チルドレン」のボーカルの桜井さんという人も誰でも知っているかと思いますが、彼は何と半分寝ながら作曲するらしいんですよ。
体が音楽を覚えてしまっているらしいんですよね。すごいですよね。
みなさんは寝ながら出来ることとかそんなのありますか?
ぼくなんか寝言言うことくらいしかできませんけどね。
「おまえは寝てる間もしゃべってんのか!?」と周りから煙たがられていますけど、最近はAI(人工知能)がブームになってますから、そのうちぼくみたいに余計なことをペラペラしゃべるロボットとかが出てくるかもしれないですね。
「ロボット漫才師」とか、面白いかもしれないですね。
でも、そんなことまで機械にされてしまったら、「人間どうする!?」。
人間どうしよか!?。何しようか、人間。
あ、「人間どうしよか!?」で思い出したのですが、実は最近庭で野菜作りを始めたんです。
これは何もぼくが田舎に住んでいるから出来る話ではなくて、マンションでもプランターがあれば出来ますし、「もやし」なんかであれば土がなくても出来ますので、やろうと思えば誰でも出来ます。
これがなかなかいいですよ。何がいいのかと言うと、こういうことをやると、自分の中で「OKのストライクゾーン」が拡がるんですね。
例えば、スーパーに「きゅうり」を買いに行ったとします。普段であれば、やけに曲がっているものを見つけたら、消費者目線を光らせて「こんなんあかんわ」とボツにしてしまいます。
でも、一度作ってみたらわかりますが、まっすぐな「きゅうり」なんてそう簡単に作れませんよ。
そう考えると、実際に作った経験があったら、多少欠陥のある野菜でも「まあええやん、一生懸命作ってくれたんやから」という気持ちになれるんですね。これいいですよね。
ですから、こういう「モノをつくる」という経験をすると、自分でも気が付かなかったんですけど、自分の中で「OKのストライクゾーン」が拡げてくれるということがあるんやなと。
実は、プログラミングも同じなんですね。
プログラミングもある意味、平面の「モノづくり」ですからね。
こういうのをやっていると、例えば、人が作ったアプリでも、変に粗探しせんと「一生懸命作ったんやな」と素直に認めてある気持ちが持てるようになる、つまり「OKのストライクゾーン」を自分の中で拡がっていくんですね。
この「OKのストライクゾーン」が拡がると、毎日楽しくなりますよ。楽しいことが増えていきますからね。
もしかしたら、将来の仕事に役立つスキルとか何とかよりも、これこそがプログラミングの最大の効用と言っていいかもしれません。
これはまだ誰も言ってないんちゃうか????