2020年10月上旬にアップデートされたAndroid Studioの4.1では、これまでデフォルトで入っていた、findViewByIdにサヨナラできる便利なプラグインである「kotlin-android-extensions」が消えてしまい、レイアウトファイル(xmlファイル)上に設置したviewを自動で参照してくれなくなりました(T_T)。
では、これでお陀仏かというとそういうわけではなく、アプリレベルのbuild.gradleで当該プラグインを手動で追加すれば、xmlファイルのリリースを認識してくれるようになります(Android Studio2.xの時代はそうだったので、その時代に戻ったような感じですね)。
id 'kotlin-android-extensions'
「kotlin-android-extensions」がなぜデフォルトから消されたのかは、公式及びStackOverFlowでも現時点では情報が見当たりませんでした。
ただ、1つ考えられるのは、GoogleがfindViewByIdの後継として導入したViewBindingを使わせたい意図があるのかもしれません。
【参考】ビュー バインディング
https://developer.android.com/topic/libraries/view-binding?hl=ja
じゃあ、これを機にビューバインディングに移行すべきなのかというと、Javaの人は使えばいいかと思いますが、Kotlinの場合はトラップ的な要素はあるものの、「kotlin-android-extensions」の方がビューバインディングよりも簡潔にコーディングできるため、個人的には「kotlin-android-extensions」でいいんじゃないかと思っています(同じ意見の人がstackoverflowにもいてくれたから載せとこ)。
【参考】ViewBinding vs Kotlin Android Extensions with synthetic views
I think there is big misconception about ViewBinding being replacement for KAE. People hear big keywords and repeat them without verifying it beforehand. Sure, ViewBinding is best option for Java development right now (replacement for ButterKnife), but there is no or little advantage over KAE in Kotlin (see Incorrect layout usage section).
(詳しくは、下の動画で解説していますので、よろしければご覧ください)