「プログラミングを始めてみたい!」その気持ちを抱いて最初の一歩を踏み出すのは、実はとても勇気のいることです。
特に初心者の方にとっては、未知の世界に飛び込むのはワクワクすると同時に、不安もつきまといますよね。
しかし、最初のやる気だけで順調に進む人はほとんどいません。
「プログラミングは9割もの人が挫折する」と言われたりするようですが、多くの人が最初の数歩でぶつかる壁に阻まれ、立ち止まってしまうのが現実です。
ぼく自身も、プログラミングを始めたときには何度も壁にぶつかり、「もうやめようかな」と思うことの連続でした。
特に、「エラーメッセージが理解できない」「英語が苦手でコードの意味がわからない」「そもそも自分に向いているのかが不安」といったことは、多くの初心者の方が抱える悩みです。
でも、ここで挫折してしまうのは本当にもったいない。
なぜなら、この「壁」を一つでも乗り越えた瞬間、プログラミングの楽しさが一気に広がり、「まだまだ挑戦してみたい!」と思えるようになるからです。
そこで、この記事では、ぼく自身の経験をもとに、初心者の方がぶつかりやすい壁とその乗り越え方を見てみたいと思います。
もくじ
最初の壁:エラーメッセージの嵐
プログラミングを始めて最初にぶつかる壁、それは「エラーメッセージの嵐」です。
初心者にとって、このカタカナと英語が混ざった謎のメッセージは、まるで暗号のように見えますよね。
ぼくも初めてコードを書いたとき、画面にエラーが大量に出て、「これは一体どういうことなんだ?!」と途方に暮れました。
でも、エラーメッセージは敵ではなく、むしろ「味方」なんです。
エラーは、コードのどこがおかしいのかを教えてくれるヒントだからです。
たとえば、エラーが出て「なんとなく英語がわからないな」と感じたら、それでも大丈夫。
そのままエラー文をコピーして検索してみましょう。
実は、同じようなエラーに悩んだ人たちの解決方法がすでにたくさん共有されています。
最初は意味が完全にわからなくても、調べていくうちに「こういうときはこうすればいいんだ」と少しずつ理解が深まります。
失敗を繰り返しながら自然と慣れていくものなので、肩の力を抜いて取り組んでみてください。
第二の壁:英語の壁
プログラミングは基本的に英語で書かれています。これが、初心者にとって「第二の壁」となりがちです。
「英語が苦手だからプログラミングは無理」と感じる方もいるかもしれませんが、実はそんなに心配する必要はありません。
ぼくも最初は「public」「void」「class」などの単語を見ただけで尻込みしていました。
でも、プログラミングに必要な英語は意外と限られていて、辞書を引きながら少しずつ慣れていくうちに、「あ、こういう意味なんだ」と自然と理解できるようになります。
また、プログラミングの英語は「読み」「書き」ことが中心です。話せる必要なんて全くありません。
さらに、「書き」に関しても、「コード補完」と言って、たとえば「c」とだけ入力したら候補を勝手に出してくれて、そこから選ぶだけでいいので、コード全部の英語を書く必要なんて一切無いんです。
(たとえばこんな感じ)
プログラミングで使う英語は、「英語」と思わずに、独自の「記号」程度に思えば、少し肩の力が抜けるかもしれません。
初心者のうちは、英語に対する苦手意識を一旦横に置いて、「これは新しいスキルを学ぶ過程の一部なんだ」と柔らかく捉えるのがおすすめです。
英語ができなくても大丈夫。
プログラミングの中でよく使われる単語やフレーズは限られていて、繰り返し触れていくうちに自然と馴染んでいくものです。
第三の壁:モチベーションの低下
プログラミングを始めたばかりの頃は、「アプリを作るぞ!」という意気込みでスタートするのですが、少しずつ学習が進むにつれて「いつになったら形になるんだろう?」とモチベーションが下がってしまうことがあります。
これが「第三の壁」、モチベーションの低下です。
ぼく自身、何度も「もうやめようかな」と思ったことがあります。
でも、そのたびに小さな工夫で乗り越えてきました。
ぼくが実感した一番のポイントは、「小さな成功体験」を積み重ねるということです。
たとえば、「ボタンを押したら文字が変わるプログラムを作る」など、シンプルな目標を設定してみましょう。
それを達成するたびに、「自分にもできた!」という達成感を味わうことができます。
この積み重ねが、学習を続ける原動力になります。
また、「作りたいアプリのイメージ」を具体的に描いてみるのもおすすめです。
ぼくの場合、最初に「こんなアプリを作りたい」という夢があったおかげで、何度挫折しても戻ってくることができました。
壁を超えると見える世界
プログラミング初心者が最初にぶつかる壁は、誰にでも訪れるものです。
でも、その壁を一つずつ乗り越えていくことで、自分の成長を感じることができます。
ぼくも最初は何度も挫折しましたが、アプリを完成させたときの達成感は、それまでの苦労をすべて吹き飛ばすものでした。
プログラミングは、挫折も含めて楽しむものです。そして、壁を乗り越えた先には、新しい可能性が待っています。
たとえば、初心者のころのぼくは、「こんな機能があったら便利なのに」と思うだけで、それを実現する術がありませんでした。
でも、プログラミングを学び続けたおかげで、その「こんな機能」を形にする力が身につきました。
そして、実際に自分が作ったアプリが誰かに使われ、「便利だね」と言われたときの感動は、他の何にも代えがたいものです。
もし、「何から始めればいいかわからない」「どうやって壁を乗り越えればいいのかわからない」と悩んでいる方がいれば、ぼく自身の経験を詰め込んだ「みんプロ式」をぜひ参考にしてみてください。
「みんプロ式」は、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説し、一歩ずつ階段を上がるような感覚でプログラミングを学べるカリキュラムです。
ぼく自身が何度も壁にぶつかりながら、それでも乗り越えてきた経験をもとに作りました。
「難しい」と感じていたプログラミングが、「楽しい」に変わる瞬間を、ぜひ一緒に体験してみてください。
あなたが壁を乗り越え、新しい世界へ一歩踏み出すお手伝いができればうれしいです!