Firebase(特に「Cloud_firestore」)のFlutter用のパッケージを入れて、iOS(実機・シミュレーター)でビルドすると、ビルドが異常に遅くなってしまう(時間がかかってしまう)事象が発生する可能性があります。
(ぼくの場合はなんと11分以上もかかってしまいました(T_T))
さすがにこれは公式にクレームが上がるレベルになっていたようですが、
これに関しては、「Firestore iOS SDK」というプレコンパイルツールを入れることで、ビルド時間を劇的に短縮できる方法があるようです。
そのやり方は、
1)ios/PodFileに、このツールの依存関係を追加(とりあえず最新バージョンで)
target 'Runner' do use_frameworks! use_modular_headers! #ここに追記(バージョン(tag)はとりあえず最新で) pod 'FirebaseFirestore', :git => 'https://github.com/invertase/firestore-ios-sdk-frameworks.git', :tag => '8.3.0' flutter_install_all_ios_pods File.dirname(File.realpath(__FILE__)) end
2)Terminalで「flutter clean」(その後pubspec.yamlファイルから「pub get」も必要)
3)iOSの実機あるいは、シミュレーターでビルドすると、以下のエラーが発せられた場合は、1で設定したプレコンパイル版の「Firestore iOS SDK」のバージョンを、プロジェクトで使っている「Firebase iOS SDK」のバージョンに合わせてやる必要があります(この場合は1で設定するバージョンを「8.4.0」⇒「8.3.0」に)。
(詳しくは、以下の動画で解説していますので、よろしければご覧下さい)