正解
1.クラスの中に含まれる、変数やメソッドなどの構成要素
解説動画
この動画では、プログラミング言語における「メンバ」の概念について解説しています。初心者の方にとっても、この「メンバ」の役割を知ることがクラス設計の基本です。
メンバとは?
「メンバ」とは、クラスの中に含まれる要素のことです。一般的に、メンバには「プロパティ」と「メソッド」の2種類があります。
プロパティ(属性)
プロパティは、クラスが持つ「データ」や「属性」を表す要素です。例えば、車というクラスがあるとしましょう。車の色や最高速度などの情報は、その車を特徴づけるプロパティにあたります。プロパティは名詞で表現されることが多く、クラスの状態やデータを保持します。
class Car {
String color; // プロパティ:色
int maxSpeed; // プロパティ:最高速度
}
メソッド(動作)
メソッドは、クラスが「できること」を表す要素で、プロパティに対して動作を行うものです。車の例でいえば、「走る」「止まる」といったアクションがメソッドに該当します。メソッドは動詞で表されることが多く、クラスに備わる行動や機能を示します。
class Car {
void drive() { /* 走る */ }
void stop() { /* 止まる */ }
}
まとめ
- メンバはクラスを構成する基本要素であり、プロパティとメソッドに分かれます。
- プロパティは名詞的な「属性」、メソッドは動詞的な「動作」を表します。
この基本を理解すると、クラス設計がより直感的になり、Flutter/Dartでのプログラミングがスムーズに進められるようになります。