安定を求めれば求めるほど不安定になる

実は、人というのは本当の自分の望み(それを使命とか運命とか自己実現と言うこともありますが)というものが何かを本能的にはわかっています。

しかし、それに向かってなかなか前に進むことができない。その原因は自分の中にある不安と罪悪感です。だからつい居心地のよい現在の安定にとどまることを「頭」で選択してしまう。ぼくだってそうです。

しかし、「安定」を求めれば求めるほど、実は「不安定」になるのです。

「安定」を求めるということは、「既存のシステムのレールに乗っていればいい」という考え方です。

ところが今は「その乗っているレールが、実は谷底に落っこちるレールやったらどうするねん?!」という時代。既存の価値観も社会システムも大転換を迎える時代なんです。

ですから、本当はまやかしの「安定」を捨てて、リスクを取ってでも新しいレールを引いていかないといけないし、本当はそうしたいということを自分の心はわかっています。頭(理性)ではなく心(感情)がダイレクトに教えてくれるからです。

にも関わらず、それに伴う変化を恐れる理性(頭)は、今ある「既存のレール」に乗り続けるということを選択してしまうんです。

でも、残念ながら人というのは、どれだけ他人にウソをつけても、自分の心にウソをつくことはできません。

自分の本当の望みがわかっていながら、それを実行に移せない状態が続くと、自分の中に消化不良の心のマグマが溜まっていく。そして、それが他人への不寛容と執拗な攻撃につながっていくんです。「人助けランキング」で日本が先進国中最下位になっている不名誉な現状も、根本原因はここにあるんです。

しかし、かの有名な「マズローの5段階欲求説」が明らかにしていることは、自分の本当の望み(自己実現)というのは、生活の安定や他人からの承認を超えたところにあるということです。自分の心(感情)はそれがわかっているから、理性を超えて訴えかけてくるのでしょう。

 

だから、まやかしの「安定」から離れて心に従い、自分の本当の望みに向かって一歩前に進めるだけの自尊の念を育む必要がある。そのために、まず自分のことを大切にする必要がある。

これが「令和」を希望の持てる時代にできるかどうかのカギになると思います。

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