先月(2019/1)に安定版がリリースされたAndroid Studioのバージョン3.3へのアップデート方法です。
Android Studioのアップデート自体は大したことないのですが、アップデート後に古いバージョンのAndroid Studioで作成したプロジェクトを開くときに、色々トラップ的なワナが仕掛けられているので注意が必要です。
Android Studioのアップデート自体は超簡単
Android Studioの起動画面から「Check for update」を選択
アップデートするか?と聞いてくるので「Update and Restart」するとインストール開始
インストールが終わると、前のバージョンのAndroid Studioの設定を残すか聞いてくるので「Previous version(残す)」を選択
前のバージョンのAndroid Studioが入っているフォルダを削除するかどうか聞いてくるので、ほとんど削除してええんちゃいますか。
最後に、Google先生にAndroid Studioの利用状況の情報を提供してもいいか聞いてくるので、イヤなら「Don’t Send」。
Android Studioのアップデート自体は以上で終了。ここまでは楽勝です。問題はこれからです。
古いバージョンのAndroid Studioで作ったプロジェクトを開くときに難儀するんだな~
さて、アップデートされたAndroid Studioから古いバージョンで作ったプロジェクトを開いてみてくださいよ。
すると、人によっては
Failed to find Build Tools revision ***
なんてエラーになることがあるので、ここは素直に「Install Build Tools ***」をクリックしてインストールしてください。
そしたら、これも人によっては、
Failed to resolve: com.android.support.constratint: constraint-layout ***
と言われちゃうので、ここも素直に「Install artifact and sync project」をクリック。
ここからが全員集合パート。
そしたら、AndroidアプリをビルドするためのツールであるGradleのプラグインもアップデートするかと聞いてくるので、素直に「Update」
すると、
The Android Gradle plugin supports only Kotlin Gradle plugin version 1.3.0 and higher.
「Kotlinのバージョンを1.3.0以上にしないとダ~メよ」と言われちゃうので、
プロジェクトレベルのbuild.gradleからKotlinのバージョンを1.3.0以上にしてくださいなと(この時点では1.3.20が最新でした)。
そしたら今度は、
Failed to resolve: org.jetbrains.kotlin:kotlin-stdlib-jre:1.3.20
なんてことを言われちゃうから、
今度は、アプリケーションレベルのbuild.gradleから「jre」を「jdk」に変更。
「なんやそれ!?」って感じですけど、理由を知りたい方はこちらから。
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「どんだけエラー出てくるねん!?」って感じでしたけど、これでようやく完了です!
お疲れさまでした~!!
(詳しくは下の動画で解説していますので、よろしければご覧ください)